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いよいよ、マドリード最終日の朝です。
長いようで短かったスペイン旅行。
それも今日で終わりです。
通常なら、あとは空港に行って、
帰るだけ、なのですが、
前回のスペイン旅行から、
深夜便を使うことにしたので、
最終日まで、遊ぶことができます。
昨日は、深夜遅くまで
遊園地で遊んだので、
就寝も遅く、疲れていました。
でも、今日は最終日。
疲れたとか、眠いとか
言っている場合ではありません。
できれば朝早く起きて
最後のスペイン、マドリード滞在を
楽しみたいところです。
が、やっぱり昨晩寝たのが
遅いから、眠くて
家族全員、早起きはできませんでした。
普通くらいの時間、８時くらいでしょうか、
に起きて、支度を始めました。
娘は、昨夜そのまま寝てしまったので
起きたら、まずシャワーを
浴びました。
嫁さんは荷物整理です。
私は・・・、特にすることがないので、
テレビを見たり、ガイドブックをぱらぱらと
眺めたりして過ごします。
今日は、できなかった買い物の残りと
少しばかり、マドリードの街歩きを
楽しもうと思っています。
その前に、お楽しみの朝食です。
身支度を整えた私たちは、
いよいよ、最終日のマドリードの街へ
繰り出しました。
まずは、朝食。
いつものバールに向かいます。
そういえば、ここで飲む最後の
カフェ・コン・レチェだなあ。
トーストとカフェ・コン・レチェを頼み、
娘は自分でいつものメニューを、自分で
注文しました。
そう。
スモ・デ・ナランハ・ナトゥラル
と
チョコレートクロワッサン
です。
今日は、昨日までと違うウェイターでした。
そういえば、だいたい同じ時間に
朝食を食べに来ていましたが、
毎回同じウェイターというのは
いなかったなあ。
マジョルカ島の朝食バールは
毎回同じお姉さんだったけど。
運ばれてきたカフェ・コン・レチェを
飲みながらそんなことを考えます。
ああ、幸せな朝食。
またしばらく、美味しいコーヒーとは
さようならです。
今朝は、あまり時間がないので
朝食もさっさと食べて、身支度をしたら、
早々とお勘定！
娘が、うまくウェイターを呼んでくれました。
娘が呼んでくれたウェイターに、
娘自身がお勘定を頼んでくれます。
「ラ・クエンタ・ポル・ファボール！」
今回の旅行で、このようなスペイン語での
注文方法など、さらに上手くなりました。
こんな経験は日本ではなかなかできない
ですからね。
お勘定を済ませて、私たちは
店の外に出ました。
時計を見ると、もう９時を過ぎています。
さあ、まずは買い物からスタートです。
といってもまだ店は
開いていないので、
それまでは、マドリードの
街歩きをする予定でした。
ソル広場から、王宮方面に
歩いて、王宮付近を散歩することに
決めていました。
まだ、少し朝が早い（？！）せいでしょうか、
地元民も観光客も少なく、
どの商店、お店も開店準備中です。
そういえば、都市部で、
街歩きだけを目的にする
街歩きは今回初めてだなあ。
前回のスペイン旅行では、
どうしても市場（メルカド）を
見せたいからバルセロナの街で
ランブラス通りを歩いて、市場を
見せたりしたけど。
そして、歩いていくうちに
こんなところに、いいお店を
発見！
なんのお店を見つけたかというと・・・
マドリードの街歩きの最中、
見つけた素敵なお店とは・・・、
サンドイッチの専門店の
「ロディージャ」です。
そう。
おとといのお昼に食べたあのお店。
こんなところにも店舗ができていました。
流行っているのでしょうか、
マドリード市内だけでもこんなに
店舗が増えています。
実は、今日のお昼は、このロディージャで
サンドイッチを買って、空港で
食べようということにしていたのです。
あの、オーバーブックを経験してから
とにかくチェックインをさっさと
終えてしまいたい私たちは、市内レストランでの
昼食を諦め、サンドイッチのお弁当を
空港でお昼にするつもりだったのです。
もちろん、こんなところにお店が
あるなんて知らなかったから、
前に食べたカジャオ広場のお店まで行って
買うつもりでした。
でも、ここで買えるのなら
カジャオ広場まで行く必要はありません。
さすがに、ロディージャは、
バールも兼ねているし、ファーストフードだから
こんな朝早くからもやっていますね。
まだ半分掃除中（スペインらしいね！）で
、いかにも開店したばかりです、
風なロディージャに私たちは入りました。
ちゃんとやっているのかな？
先客がひとり、商品の受け取り待ちで
いました。
よかった。
ちゃんとやっているようですね。
（当たり前！）
ちょっと多めに前食べたのと
同じようなメニューですが
注文します。
ガンバス・コン・ケソ（エビとクリームチーズ）
サーモン・アウマドス（スモークサーモン）
バコン・コン・ウエボ（卵とベーコン）
ハモン・セラーノ（生ハム）
ちょっと忘れたけど、
今まで食べたことのない
種類もいくつか選びました。
飲み物は、買い置きがあったので、
当座飲む分、娘のファンタだけを
付けてお会計。
これでひとつ用事が済みました。
さあ、それでは引き続き、
王宮に向けて出発です。
ソル広場から、マヨール広場横を
通って、オペラ座方向に進みます。
その途中で、このロディージャを
見つけました。
ロディージャから王宮に向かうのに
大通りだけじゃつまらないのと
近道、探検（？）を兼ねて
わき道を曲がってみました。
わき道に逸れると
全く人通りがありません。
それほど朝早くないのですが、
バケーション中、夏のマドリード市内は
観光客以外ガラガラなのでしょうか。
静かな石畳の細い路地を
歩き続けます。
ふと横を見ると、
フラメンコ教室の
看板があります。
こんなところに
フラメンコ教室なんか
あったんだあ。
もちろん、前に住んでいた時には
存在すら知らない教室です。
思わず、娘を呼んでしまいました。
「おーい、ちょっとこっち来てみな、
フラメンコ教室があるぞ」
娘が寄ってきました。
もちろん、先生や生徒がいるわけでもなく
たんに看板があって、事務所らしい
机と椅子があるだけです。
ところがよーく見ると
奥に人がいたのでしょうか。
娘が事務所の奥を
覗きこんだら・・・。
なんと中から人が出てきました・・・。
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