PR
いかん、いかん。
こりゃ逃げろ!
・・・って何も悪いことはしていないけど、
目があってしまったので
ばつが悪く、さっさと
その場を私たちは立ち去りました。
向こうは我々が何か用があって
覗いていたと思ったのか、どうか知りませんが
(考えてみると、何ないのに覗かれるのが
嫌で追い払うだけに出てきたのかな?)。
まあ、フラメンコ教室を見て(?)
細い路地を歩き続けると
意外に早く、王宮前に到着しました。
ちょうど、小高い芝生の丘の上に
出れたので、すかさず記念撮影です。
写真を撮って、ビデオもまわして
完全に観光客です。
そういえば、住んでいる時は
家族や友人が遊びに来た時でないと
こんなことしなかったなあ。
懐かしく思いながら
王宮を眺めます。
その昔、私が学生時代、一番最初に
スペイン、マドリードを訪れて
ここ王宮に来た時、なんと現国王カルロス1世が
車で帰ってくる場面に遭遇したのです。
もちろん、国王はロールスロイスの車の
ガラス越しにしか見えませんでしたが。
その国王の乗った車を待っている最中、
警備の警察官か王宮警備隊に、職務質問を受け、
荷物チェックを受けたことも思い出しました。
きんちゃく袋一つなのに、なんで取り調べなんだよ!
しょーもない思い出を思い出しました。
たまたま見つけたフラメンコ教室、
最後になんかフラメンコ教室のレッスン風景でも見れるのか!?
・・・といきりたったけどそんな訳もなく
(まだ朝10時くらいですから)、王宮の前で記念撮影して
タイムアウト。
すごすごとホテルまで戻りました。
ホテルをチェックアウトして、早々にタクシーで空港に向かいます。
もう、まさかのオーバーブッキングは懲り懲りですから(泣)。
なんとか荷物を預けて搭乗時間まで結構時間があります。
かなり余裕をもって空港にやってきましたから。
そこで、空港ロビーの端にあるベンチで
ロディージャで買ったサンドイッチを食べました。
大好きだった小エビとチーズマヨの味ともまたしばらく
お別れです(涙)。
食後は最後の空港内ショッピング。
そうこうしているうちに時間になったので
飛行機に乗ります。
楽しかった思い出を胸に一路日本へ・・・
とはならず、まずは経由地のフランクフルトに飛び立ちました。
さようなら?スペイン。
マドリードを後にしてフランクフルトに降り立った
私達家族は、成田行きの日本航空に乗り換えます。
TRANSFER(乗り換え)表示に従って
フランクフルト空港内をどんどん進んでいったのですが
成田行き日本航空の搭乗ゲート表示がありません?!
あれ、おかしいなあ?なんで乗り換えが
表示されてないのかなあ???
時間はまだ余裕あるけど、このままだとまずなあ(汗)
周りは響きの怖いドイツ語だらけ・・・。
ところがふと横のカウンターを見ると
スペインの地方都市行きの搭乗口があるじゃ
ありませんか!
これは渡りに舟とばかりにスペイン語で問いかけました。
私「成田行き日本航空〇〇便は搭乗ゲートには
どういけばいいのですか?」
係員のおじさん、私のチケットを見る。
係員「一度、空港の外に出なさい。」
私「えっ?もう、成田行き搭乗券は持ってるし
荷物も成田まで預けてるよ。」
係員「だから、空港の外に出るんだよ。」
私「いやいや、だからもう空港の外に出て
チェックインし直す必要はないんだよ(少し焦る)。」
係員「だ、か、ら、空港の外に出るんだよ。」
私「いやいや、搭乗券ここにあるでしょう。荷物も成田まで
流したから空港の外に出る必要ないでしょう(分かってよ!)。」
係員「とにかく私の話を聞いて!空港の外に出るんだよ。」
私「・・・」
係員「一度外に出ないとこの搭乗口にはいけないんだよ」
ヒトの話を最後まで聞かなかった私は早とちりしてたんですね(汗)。
どうやらEU諸国内発着ターミナルとEU圏外発着ターミナルは
繋がっておらず、物理的に一度空港外に出る必要があったのです。
そりゃ、ターミナル違ったら搭乗ゲートの案内表示も
出ないわな。
こうして、一度、ターミナルの外に出て
改めて別のターミナルに移動した私達は、無事に成田行きの
日本航空に乗ることができました。
いやあ、やっと旅行記を終えることができました。
当時小4だった娘は今や大学生。
またいつか、家族でスペイン行きたいものですね(笑)。
マドリードの王宮 昔の思い出関連ページ
- スペイン旅行最終日の朝
- 昔住んでいたマドリードを10年振りに再訪。今度は、家族でスペイン旅行。懐かしのマドリードの激変ぶりを、マヨルカ島訪問と共に面白、おかしく伝えたいスペイン旅行記!両親にプレゼントするならスペイン海外旅行がおすすめ!